QHHT- Space of Presence

QHHT量子ヒーリング催眠療法士のブログ

5つの教訓:アニータ・ムアジャーニ

「私の癌が治ったのは、心の状態や信念が変わったことよりも、
自分の真の魂が輝き始めたおかげだとはっきり言いたいと思います。
多くの人から、プラス思考のおかげで治ったのかと尋ねられましたが、
そうではありません。臨死体験の最中に私がおかれていた状況は、
心の持ち様をはるかに超えたものでした。
私の癌が治ったのは、自分の有害な思考が完全に消えてなくなったからです。」

 「宇宙は生きていて、意識で満たされており、すべての生命や自然を包み込んで
いるのだと悟ったのです。あらゆるものが、無限の〝全体〟に属していました。」
(本文より)

 

 

ご存知の方もそうでない方も、彼女の話しを是非聞いてください。

心の奥の底に響く、いま最も大切なことです。

アニータ・ムアジャーニさんの臨死体験のお話は、

大いなる気付きをわたしたちに教えてくれているように思います。

 

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website: http://www.anitamoorjani.com

Facebook Page: https://www.facebook.com/Anita.Moorjani

 

ここに居れることに 感激しています

皆さんにお会い出来て とっても嬉しいです

ここにいることがこんなにも 嬉しく思える一番の理由は

今日 私は生きている はずではないからです

2006年2月2日に 私は死んでいたはずなのです

その日がこの世で 私の最後の日だったはずなのです

医者が私の主人と家族に

私の余命はあと数時間だと 伝えたからです

 

私は末期の悪性リンパ腫

リンパ腺にできた癌で 死にかけていました

その時点まで 私は癌で 4年間苦しみ続けました

4年間 この病気は 私の体を貪りました

癌はリンパ腺を伝って 転移し続けました

最初は 首に出来たしこりに始まり

それから体全体のリンパ腺に転移し

その4年間の最後の日の時点で

レモンの大きさにまでなった いくつかの腫瘍が

後頭部から 首全体や胸のあたり

脇の下や下腹部まで広がっていました

それから昏睡状態になる前には

肺には水が溜まり 横になる度に

自分の体液で  窒息しそうになりました

筋肉は完全に衰え

体重は38.5キロしかありませんでした

私は骨と皮だけのような姿でした

体のいたる所に  ふさがらない傷口があり

毒素が体から滲み出ていました

食べ物を消化することも 出来ませんでした

常に微熱があり

衰えた筋肉のせいで  歩き回ることも出来ませんでした

だから いつも横になっているか  車椅子で連れ回してもらうのみで

常に酸素ボンベに繋がれていました

酸素ボンベがなくては 呼吸も出来なかったのです

そして 2006年2月2日の朝 私は昏睡状態に陥ったのです

 

医者たちは最後の数時間だろうと 告げました

私の内臓が機能不全に陥り 機能停止し始めていたからです

家族は 私が息を引き取る前に 会わせたい人がいるのなら

今がその時だと告げられました

私の周りのみんなは  知る由もなかったけれど

私が完全に昏睡状態に見え 目は閉じていても

私は自分の周りで何が起こっているか

全部わかっていました

悲しみに暮れながら横に座り

私の手を握る主人のことが 私にはよくわかりました

医者のすること全ても わかっていました

私の体に管を入れたり

息がしやすいように  肺から体液を抽出したり

起こっていることが 全部わかっていました

まるで視界が 度見えるような感じで

私の体の周りで起きていること 全てが見えたのです

 

体が横たわっていた 部屋の中だけではありません

まるで体外へ 飛び出したかのようでした

私には自分の体の状況が わかっていたのです

病室のベッドに横たわっているのが 見えたのです

でも私はもはやその体を 離れていました

まるで あらゆる場所に 同時に存在出来るようでした

特定の場所のことを考えるだけで そこにいたのです

インドにいる兄のこともわかりました

私の体は香港にいたのにです

これは香港に居た時の出来事です

兄はインドにいて 私に会いに来るために  急いで飛行機に乗り込んでいました

兄は私が息を引き取る前に  一目会いたかったのです

それも全部わかっていました

 

まるで兄と一緒にいるかのように 飛行機の中の兄が見えたのです

それから父と私の親友のことも わかりました

私が失くした2人です

どちらも他界していました

でも 彼らの存在を感じたのです

まるで 私を導こうとして  会話している感じでした

この不思議な感覚の中で感じたのは

自分が全てを理解しうる 明晰な状態にあるということでした

私はどうして癌になったか わかったのです

自分が実際には もっと偉大であること―

実は私たちは皆 肉体に宿っている間は

自分で思うよりも ずっと偉大で力強いとわかったのです

まるで あらゆる人々と 繋がっているように感じました

私を治療する医者たちや看護師 主人や母、兄

そして皆が同じ意識を 分かち合っているようでした

彼らが感じることが感じられたし

彼らの悲しみも感じました 医者が諦めたのもわかりました

同時に そのドラマチックな感情に 引き込まれることもありませんでしたが

彼らの気持ちはよくわかりました

 

みんなで同じ意識を 分かち合っている感じでした

私たちの肉体では表現していないのに

あなたも私も そして全員が 同じ意識を持って表現していたのです

そんな感じがしました

私の父は私に何かを 伝えようとしていると感じました

「今はまだ逝く時じゃないのだから 体に戻りなさい」と

最初は 戻りたくありませんでした

なぜなら 逝くか戻るかの選択肢が

まだあったように思えたからです

だから最初は この体には  絶対に戻りたくありませんでした

この病気に蝕まれて 死にかけている体に

戻る理由を何ひとつ 見い出せなかったからです

私は家族の重荷で 苦しんでおり 戻る理由などありませんでした

だから 戻りたくなかったのです

 

でもその次の瞬間  全てがわかったのです

今や全てを悟ったのだから

そして癌になった理由も 理解出来たのだから

もし自分の体に戻る事を選択したら

私の体がすぐに癒えるはずだと わかったのです

だから その瞬間に 戻ろうと決めました

まるで父と親友が 私にこう語りかけたかのようでした

「本当の自分がわかったのなら

戻って何も恐れる事なく 生きなさい」と

その瞬間に 私は 昏睡状態から目覚めたのです

私の家族は私を見て 安心しました

医者たちには説明出来ませんでした

医者もそこにいて 驚いていましたが

同時に彼らは とても慎重でした

理由がわからなかったからです 私は まだかなり弱っていました

私が昏睡状態から抜けたままなのか

治るのか 逝くのか 誰も知り得ませんでした

私はもう大丈夫だとわかっていたので 家族にはこう伝えました

「私はもう大丈夫 今が逝く時期じゃないから」と

それから5日間で身体中にあった腫瘍は 70%も小さくなり

それから5週間で 退院して家に帰りました

癌は消えていました

 

 

さて そこから何が起こったかというと

そこから人生のやり直しが 始まったのです

想像出来ると思いますが

私の人生は完全に逆転しました

世界を見る視点が変わったのです

あの経験は 私たちの肉体に対する見解

私の肉体を蝕んだ病気への見解 そして世界を見る目を変えたのです

その経験をした後に 人生をやり直すのは

とても難しく感じました

それが どんな感じだったのかを 説明するには

比喩で例えるのが一番だと思います

そこで「倉庫」を 比喩に使いたいと思います

ちょっと想像してみてください

私達は 真っ暗な倉庫の中に いるとします

真っ暗です

今この瞬間に

真っ暗な倉庫の中にいると 想像してください

真っ暗で何も見えないのです

目の前に何があるかも見えないのです

でも 懐中電灯を手に持っていると 想像してください

小さな懐中電灯です

そして 懐中電灯を点け

真っ暗な中  歩く方向を照らすのです

その小さな懐中電灯の光を頼りに

暗い中を歩き回るのです

その倉庫の中にある全てのものは

その懐中電灯の光が当たるところ だけしか見えません

その光が あちらを照らしている時には

あちらにあるものしか見えないのです

他は真っ暗なのです

光をこちらに当ててみると この部分しか見えないのです

その光の当たる部分以外は 何も見えないのです

そしてある日 強力な照明が点いたとしましょう

倉庫全体が照明に照らされて

その倉庫の大きさに 気がつくのです

想像していたよりも  ずっと巨大なのです

たくさんの棚で覆われ 棚のその上にもまた棚があり

色々な物が置いてあるのです

想像出来る全てのもの そして想像も絶するようなものが

全部棚に綺麗に並べて 置いてあるのです

美しい物だったり そんなに美しくない物だったり

大きな物だったり 小さな物だったり

見たこともない色の物だったり

想像を絶する色だったり

奇妙で面白い形の物だったり

それが並べて置いてあるのです

その中には 前に懐中電灯の光で 見たことがある物もありますが

ほとんどの物は 今まで見たこともない物です

 

なぜなら今まで懐中電灯で 照らしたことがなかったからです

そして その照明が再び消えた  と想像してみてください

また懐中電灯だけの光に逆戻り

そうすると 見えるのは  懐中電灯の光で

照らして見える物だけですが

少なくとも

他にどんなにたくさんの物が

同時に存在しているのか 今はわかります

今なら 単に目に見えず 経験していないからと言って

存在しないとは限らない ということがわかります

経験を積んだ今だからこそ わかるのです

私はそのように感じています

私たちが信じる以上の物が 存在するという感じがするのです

私たちが経験したこと以上の ことが存在するのです

ただ懐中電灯の光が 届かないだけなのです

 

もう少しわかりやすくするために

簡単なゲームをしましょう ちょっとした実験です

 

部屋を見回してみて 赤い色の物を全て

探してみてください 赤もエンジ色も全てです

見回して 記憶してみてください

出来るだけ沢山のものです 覚えておいてください

この後 それを 思い出してもらいます

はい では目を閉じて 正面を向いてください

青い色の物はいくつありましたか?

(笑)

ほとんど記憶にありませんね よく考えてください

目を開けて  見回して下さい

沢山の青い物が赤い物と一緒に 存在しているのがわかります

でも さっきは気付きませんでしたし 見もしませんでした

どうしてでしょう?  ただ意識しなかったからです

懐中電灯の一筋の光 あれは何なのでしょうか

あれは あなたの意識なのです

一筋の光は あなたの意識です

何かに意識を向けると

それがあなたの現実なり 経験となるのです

あなたの鼻先に 何かがあったとしても

懐中電灯の光が当たっていないと

それに気付きもしないし  意識もしないのです

考えてみてください

癌の意識向上に 私たちは何億も費やしています

癌の意識向上キャンペーンを 考えてみてください

同じ分のお金、気力、努力を 健康への意識向上に費やしたら

世界がどんなに変わるでしょうか?

私達全員の努力を 戦争で戦うことではなく

平和へ費やしたと 想像してみてください

私たちの考え方次第で 全く違う世界が築けるのではないでしょうか?

もっと個人的なレベルで話してみますね

 

私がこの経験から得た

5つの教訓をお話しします

 

1つ目に大切だと学んだこと

私たちが意識を集中すべき 一番大事なことは愛です

それが1つ目です

愛について語る時 「人を愛しましょう」と

言うのは簡単なことです

 

でも私が学んだのは 私が癌を患った理由の1つが

自分自身を愛さなかったからだ ということです

これは非常に大切です

自分自身を愛することは  自分に価値を見出すことです

自分に価値を見出すと 自分への接し方を人に伝えられます

自分を愛すると 他の人を支配したり いじめたりする必要がなくなりますし

人から支配されることも  いじめられることもさせません

自分を愛することは 人を愛することと 同じくらい大事なことなのです

そして自分を愛すれば愛するほど

それだけの愛情を  人にも与えなくてないけないのです

 

2番目に大切なレッスンは

何をも恐れずに生きることです

ほとんどの人は 恐怖心を持つよう 教えられて育ちました

全てを恐れるべしと教わって来たのです

私もかつては何もかもを恐れていました 癌も恐かったし

悪いものを食べているのではないかとか

人の機嫌を損ねるのではないかとか

何もかもが不安でした  失敗も恐れていました

ほとんどの人が そうやって育ってきたのです

恐怖心に守られていると考えがちですが それは事実ではありません

愛が守ってくれるのです

自分を愛し 人を愛することで

自分の安全を確保し

他の人の安全を確保し 危険から逃れるのです

愛が恐怖心なんかよりも ずっと安全を保ってくれます

 

私が学んだ3つ目の大切なこと

それはユーモア 笑うこと そして喜びです

私たちは生まれつき 知っているはずです

生まれつき笑うことが 大切だと知っています

だって 子供達はいつも そうしてるでしょう?

私達は皆 愛と恐れない心を持って 生まれてきました

でも 大人になるにつれて それを失ってしまうのです

笑うことやユーモア 人生に喜びを見出すことは本当に大切です

あなたが思いつく どんな精神的鍛錬よりも ずっと大切なのです

私達自身がもっと笑うことを学び 政治家が笑うことを学べば

私たちの世界は 全く違うものになるでしょう

そして 私たちがもっと笑えば 病気の人が減るでしょう

病院も減るし 牢獄も減るでしょう

 

4つ目に大切なことは 命は贈り物だということです

本当です

ほとんどの人たちは 人生を 雑用をこなすかのように生きています

でもそうあるべきではないのです

残念なことに

大切なものを失った時だけにしか

それがどんなに大切だったかに 気がつきません

私は自分の命を失いかけることによって その価値を見出しました

同じ過ちを他の人に 犯してほしくないのです

だから ここに立って メッセージをお伝えしているのです

 

どんなに命が大切か 手遅れになる前に

気づいて欲しいのです

あなたの命は贈り物です

課される試練さえも贈り物です

私が癌に冒されていた時

それが私に与えられた 最大の試練でした

でも今振り返ってみると

それは 私が手にした 最高の贈り物だったと感じます

 

人々は癌が―

いえ私さえも 癌が 私を殺そうとしていると思っていました

でも実際は 癌になる前から 自分で自分を殺していたのです

癌が私の命を守ってくれました

あなたが直面する すべての試練は贈り物です

最後には 必ずその試練が 贈り物だったとわかるのです

もしその試練に耐えきれず 贈り物だと思えないのなら

それはまだ最後までに たどり着いていないだけです

 

5番目に 最後に 私が学んだ大切なことは

一番大事なことはいつでも 自分らしくいることだということです

出来るだけ素顔の自分でいるのです

自分の光を出来るだけ輝かすのです

自分の個性を受け入れるのです

自分が誰であるか 自分自身を知り

自分を無条件に愛し そして自分らしくいるのです

 

この5つのことを心に据えて

恐れることなく人生を生きましょう!

ありがとうございました

(拍手)

 

 

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